直径12mm切開の避妊手術
直径12mm切開の避妊手術術後経過写真(左:手術直後、中央・右:手術後5日経過)
当院では2019年に腹腔鏡を導入して以来避妊手術をお受けいただくほとんどの飼い主様が腹腔鏡下の手術を御希望され、多くの腹腔鏡下の避妊手術を施術してまいりました。
更に2023年4月より直径12mm(1.2cm)の切開と直径2mmの切開、または直径5mmの切開2カ所と直径2mmの切開で避妊手術が可能となりました。2mmの切開は縫合の必要なく太い注射をしたくらいの傷なので実質直径12mmの切開一カ所または直径5mmの切開二カ所で施術可能となっております。
当院での直径12mm(1.2cm)切開で行う避妊手術は超低侵襲な避妊手術となります。この直径12mm切開の超低侵襲避妊手術は術後の痛みが非常に少なく回復も早いため動物に対し極力負担が少ない避妊手術を施術可能です。
直径12mm切開の避妊手術術後写真3例
直径12mm切開の各種手術
直径12mm切開の手術は停留睾丸に対する去勢手術にも適用可能です。
また膀胱結石摘出や各種生検、更には大型犬の胃捻転予防のための胃固定術等にも応用可能であり、今まで大きく開腹しなければ不可能であった手術も超低侵襲にて施術可能となっております。
12mm穴の膀胱結石摘出例
直径12mm切開の腹腔鏡下手術は非常に低侵襲な手技となっておりますので動物へ最小限の負担で手術をご希望の飼い主様は当院までお問い合わせください。